2023.01.13
レンタルスペースの管理は無人化へ! 予約不要のシステムも
- #DX
- #スマート化

シェアオフィスや貸会議室など、空間を時間貸しするレンタルスペース事業が注目を集めています。事業を成功に導くカギは「無人化」。サービスを無人化していくことは、オーナーとスペース利用者の双方にメリットがあります。最新のツールを活用したシステムを見ていきましょう。
管理を無人化するシステムとは?
レンタルスペースの管理の無人化には、セルフチェックインできる管理システムとスマートロック(電子キー)を導入することが一般的です。最新のシステムをご紹介します。
セルフチェックインのしくみ
セルフチェックインできる管理システムを導入すると、施設にスタッフを置く必要がなくなります。利用者自身が暗証番号やスマートフォンのアプリなどを使ってチェックインすることができるからです。
最新のシステムでは、施設利用のための一連の流れ(利用登録、予約、チェックイン/チェックアウト、決済、入退室)をすべてアプリ上で完結させることもできるようになっています。入室前にQRコードを読み込むことでチェックインが完了。連動するスマートロックがドアを解錠します。チェックアウトするとクレジットカードなどで自動決済されます。
さらに簡便なサービスも
利用登録が不要で、専用アプリを使用しないサービスも始まっています。利用者は、希望の施設入り口に設置されたQRコードを読み込むだけ。予約も不要なので、飛び込みでの利用も簡単です。
サービス導入の施設では、スマートロックとの連携で、決済完了後すぐにドアを自動解錠することも可能です。入り口ドアに貼られた専用QRコードでチェックインや決済が済み、利用登録や専用アプリも不要なので、比較的簡便に無人化が図れるシステムと言えるでしょう。
キャッシュレス決済
対面での対応が不要なシステムであるため、キャッシュレス決済が基本となります。あらかじめ登録したクレジットカードでの決済のほか、PayPayに対応するシステムもあります。
スマートロック(電子錠)
スマートロックとは、スマホなどの電子機器を通じてドアの開錠や施錠を行う電子錠のことです。レンタルスペースに導入するとカギの管理や受け渡しの手間が不要となるため、レンタルスペースの無人化を考える際には欠かせないアイテムとなっています。
現在、国内では多くのスマートロックが販売されています。解錠方法もさまざまですが、レンタルスペース向けには、暗証番号やスマートフォンのアプリ、QRコードを利用するものが一般的です。
予約システムやセルフチェックインのシステムと連携すれば、自動解錠が可能となり、利便性がさらに高まります。スマートロックの選定の際には、導入するシステムとセットで検討することが重要です。

システム導入のメリット
こうしたシステムの導入によって、レンタルスペースの運営にはどのようなメリットが期待できるものでしょうか。具体的に見ていきましょう。
人件費の削減
受付やレジ係が不要となり、無人での運営が可能になるため、人件費が大きく抑えられます。そのほかの業務も自動化や効率化が進むため、人件費が軽減されます。
セキュリティの向上
人の出入りやカギの開閉を確認でき、遠隔でのカギの操作も可能なので、レンタルスペースを安全かつ安心に運営できます。
24時間営業も可能
現場に人を配置する必要がないため、営業時間を自由に設定できます。夜に仕事がしたい人のニーズを受け止め、24時間営業も可能となります。
キャッシュレス決済による効率化
必然的にキャッシュレス決済となるため、レジ係が不要になるだけでなく、現場での釣銭の準備や精算処理がなくなって業務がスリム化し、効率化が図れます。
感染症対策として非対面化がすすむ
対面での受付やカギの受け渡しが不要となり、無人での運営が基本となるため、感染症の感染リスクを抑えられます。
利用者に選ばれるレンタルスペースに
24時間予約できたり、スマートフォンの簡単操作で利用できたりするなど、利用者にとっての利便性が上がることで利用者増が期待できます。
さらなるスマート機器の導入
センサー類
人感センサー
人の動体を検知してお知らせするセンサーです。システムと連携することで、スペースに人がいない時にエアコンや照明を自動でオフにすることができるので、無駄なエネルギー消費を防ぎ、スペースの管理コストを削減できます。
開閉センサー
窓やドアの開閉状況をお知らせするセンサー。利用者が窓やドアを開け放したまま帰ってしまった時に、管理者にお知らせがするようにできます。
ロボット掃除機(応用機能)
ロボット掃除機を導入することで、スペースを遠隔で清掃できるようになります。こまめな清掃でスペースを清潔に保つことで、より利用者に選ばれやすくなるでしょう。ただし、ロボット掃除機が清掃をしやすいようにケーブルの配置に考慮したり、退室時に椅子を片付けてもらう必要があります。

システム導入例
現在すでに、多種多様なレンタルスペース施設が管理システムを導入して運営されています。ビジネス利用だけでなく、個人や少人数で気軽に利用できるサービスとして定着してきているようです。
- シェアオフィス
- テレワークブース
- 貸会議室
- レンタルスタジオ(撮影・ダンス・音楽)
- スポーツジム

まとめ
管理を無人化するシステムは、運営者にも利用者にもメリットのあるものです。今後ますます需要が見込まれるレンタルスペースですが、ビジネスとして成功させるには、それぞれの施設にフィットしたシステムを導入して無人化を目指すことをおすすめします。