2023.01.13

健康管理はIoTデバイスで。デジタルで変わるヘルスケア

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健康への意識の高まりから、自分で日々の体の状態を把握し、健康管理をしたいと考える人が増えています。それを可能にしているのが、スマートウォッチをはじめとしたIoTデバイスで、企業や団体などでも導入が始まっています。ここでは、ウェルネスやヘルスケアの分野におけるIoTデバイスについて、導入のメリットや内容について解説します。

ヘルスケア分野におけるIoT導入のメリット

デジタル技術の発展により、健康状態をデータで取得できるIoTデバイスが数多く登場しています。相前後する形で、社会的にも健康の維持・管理を行うヘルスケアのニーズが高まってきました。こうして現在、ヘルスケアの分野においてIoTデバイスの導入が急ピッチで進んでいます。
この結果、ヘルスケアは質的に大きく進化を遂げつつあります。導入によるメリットから確認してみましょう。

健康状態を「見える化」

スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスは、身に着けて体温や血圧などの生体データを収集します。就寝中を含めて長時間自動で計測できるため、日々の健康状態を正確にモニタリングできます。
“ウェアラブルデバイス=ウェアラブルとは「身に着けられる」という意味を持つ言葉で、手首や腕、首などの身体や衣服に装着可能なIoT機器やコンピューターのことを指します。インターネットにつながるデバイスなので、計測したデータはアプリ上に記録・管理することも簡単。健康状態をわかりやすい形で「見える化」します。

病気の予防と健康管理が手軽に

ウェアラブルデバイスは、一般の個人でも購入しやすいものが揃っています。また、腕時計のようにいつでも身に着けてストレスなく過ごせることから、手軽に日々の生体データを取得することができます。このため、健康状態の把握がしやすくなり、個人レベルでも病気の予防や健康管理が比較的容易になりました。

遠隔見守りが可能に

離れて暮らす高齢の親や自宅療養中の家族など、気になる対象者の見守りが遠隔から可能となります。安否確認にとどまらず、健康状態に関する詳細なデータをチェックできるのも、IoTデバイスならではの大きなメリットです。

IoTデバイスで何が計測できるか

ウェアラブルデバイスやIoTセンサーによって、健康に関連するさまざまな生体データが取得できます。ことにウェアラブルデバイスは、長時間ストレスなく身に付けられるように設計されているため、運動時や睡眠時の数値も計測可能です。

主に次のような数値を計測することができます。

  • 睡眠状態(睡眠時間、睡眠の深さなど)
  • 運動量
  • 歩数
  • 消費カロリー
  • 心拍数/脈拍数
  • 体温
  • 血圧
  • 血中酸素濃度

健康管理のために使われるIoTデバイス

主に健康管理を目的としたIoTデバイスとして、スマートウォッチ、ベッドセンサー、スマートシャツについてご紹介します。

スマートウォッチの画像

スマートウォッチ

ウェアラブルデバイスの代表格スマートウォッチ。Apple Watchをはじめとして、すでに多くのモデルが揃っています。多彩な機能を持つデバイスですが、健康管理に役立つ機能も充実しています。

腕に装着するデバイスであることから、歩数、心拍数、心電図、血中酸素濃度、睡眠データなどの情報が得られ、それに基づいて消費カロリーや運動量なども計測してくれます。データの記録や管理を容易にするには、対応するスマートフォンと連携させます。

ベッドセンサー

最新のベッドセンサーでは、マットレスの下に設置して睡眠に関するデータを収集することができます。主に睡眠サイクル、心拍数、いびきをセンサーで検知し記録します。従来より介護施設を中心に使用されていた、離床センサーとは一線を画すデバイスです。
検知したデータは、インターネット経由で自動的にスマートフォンへ。睡眠時間、睡眠の深さ、寝付きや寝起きにかかった時間、夜中に起きた回数、睡眠の規則性など、睡眠の質に影響を与えるデータを起床時に受け取ることができます。

さらに、他の機器と連携させて、就寝前後のアクションを自動化するスイッチとして機能させることも可能です。たとえば、ベッドに入ると自動で消灯するように設定したり、起床時に自動でエアコンの室温を変更するなど、IoTデバイスならではの拡張機能です。

スマートシャツ

ウェアラブルデバイスのひとつとして、Tシャツやインナーのように着ているだけで生体データを計測できるスマートシャツが注目され始めています。繊維メーカーなどが開発したもので、センサー搭載のストレッチウェアです。
計測できるのは、心拍数、衣服内の温度と湿度、活動量、歩数、姿勢など。データはインターネット経由でスマートフォンやPCなどに転送され、記録や確認ができます。

暑さによる体調不良を予測できるので熱中症対策として、また、心拍数の把握により事故予防や運動時のコンディション管理にも。個人のみならず、暑さの中で運動や作業をする企業や団体での利用が想定されています。

まとめ

デジタル化の波は、ウェルネスやヘルスケアの分野にも大きな変革をもたらしています。とりわけ、手軽で利用しやすいIoTデバイスの登場は、健康状態の見える化を強力に促進させています。導入を一層進め、病気の予防や健康管理に活用していきたいものです。

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