2023.01.13

IoTシステム技術検定とは? 基礎・中級・上級の概要や試験日、受験料などを紹介!

  • #DX

近年、IoTに関する技術が目覚ましく発展し、社会のさまざまな分野でIoTシステムが導入され始めています。社会基盤の変化に対応して、新たなビジネスチャンスをものにするために、IoTシステムについて学びたい方もいるのではないでしょうか。
IoTシステムの理解を深めるのに役立つのが、IoTシステム技術検定です。今回は、IoTシステム技術検定の概要をはじめ、試験日や申込期間、会場、受験料、試験時間などをご紹介します。

IoTシステム技術検定とは?

IoTシステム技術検定は、IoTシステムの構築・活用に関する習熟度を判定する検定試験です。MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が2016年から試験を実施しています。
種類は難易度に応じて基礎・中級・上級に分かれています。それぞれの試験について概要を確認してみましょう。

基礎

基礎レベルの試験では、特別な受験資格が設定されておらず、誰でも受験できます。

受験対象者の例は、IoTシステムを利用する企業やIoTシステムを提供される企業の社員です。新社会人をはじめ大学や短大、専門学校の学生なども対象です。
試験の学習を通してIoT構成要素の基本用語を理解します。最終的に一般的なIoT関連の書籍を読解したり、IoTに関するセミナーに参加したりできるようになることを目指します。

試験時間は60分で問題数は60問(4者択一)です。

【サンプル問題の例】

基礎のレベルを把握するためにサンプル問題の例をご紹介します。

問:次の空欄Ⅰにあてはまる最も適切な語句を、①~④の選択肢の中から一つ選びなさい。

“コンピュータビジョンは、実世界を撮影した2次元画像から3次元の情報を抜き出して、コンピュータによる視覚を実現する技術である。現実には映っていないものを、あたかもそこにあるように実画像に重ねて表示する(Ⅰ)技術など機能を提供する。”

① 架空現実 ② 拡張現実 ③ 統合現実 ④ 仮想現実

正解:➁拡張現実

引用:IoTシステム技術検定[基礎] サンプル問題2(MCPC)

中級

中級レベルの試験では、基礎レベルの試験と同様に特別な受験資格が設定されておらず、誰でも受験できます。
受験対象者の例は、システムインテグレーションの基礎知識があり、IoTを構築・活用するための実践的な技術を習得したい方です。
試験の学習を通して、IoTシステムに関する顧客の要求や提案の要点、IoTシステムの構成などを的確に把握できるようになることを目指します。

試験時間は90分で問題数は80問(4者択一)です。

【サンプル問題の例】

中級のレベルを把握するためにサンプル問題の例をご紹介します。

問:次の空欄Ⅰにあてはまる最も適切な語句を、①~④の選択肢の中から一つ選びなさい。

“IoTエリアネットワークの通信プロトコルと、WANの通信プロトコルの変換を行う機能を有する通信機器を【Ⅰ】という。”

① IoT 制御装置 ② IoT ノード ③ IoT ゲートウェイ ④ IoT アダプター

正解:➂IoTゲートウェイ

引用:IoTシステム技術検定[中級] サンプル問題3(MCPC)

上級

上級レベルの試験には受験資格が定められており、下記のいずれか一つの条件を満たさなければなりません。

  • IoTシステム技術検定中級に合格している
  • 情報処理学会認定情報技術者(CITP)の資格を保有している
  • 早稲田大学のスマートエスイーを修了している

受験対象者の例は、高度なIoTビジネスモデルに関わるリーダーを目指している方です。
試験の学習を通して、IoTシステムの企画・計画・構築に関して戦略の提案が行えるようになることを目指します。
基礎レベルと中級レベルと異なり、試験は3時間の論述式です。IoTをベースにしたシステム例を一つ選択して、顧客が抱えている課題やビジネス上の創出価値などについて論じます。

試験のほかに専門技術講習を受講する必要もあります。学習テーマはIoTビジネスモデル設計やIoTセキュリティ、最新技術動向などです。

IoTシステム技術検定の受験要領

IoTシステム技術検定の内容を知り、受験を検討してみたいと思えた方もいるでしょう。ここからはIoTシステム技術検定の試験日や申込期間、会場、受験料、試験時間などの詳細をまとめてみます。

IoTシステム技術検定の受験要領の表

IoTシステム技術検定にチャレンジしてDX分野で活躍しよう!

以上、IoTシステム技術検定を基礎・中級・上級に分けて概要を解説しました。
IoTシステム技術検定は、IoTに興味を持っている学生から、本格的にIoTシステムを構築したいビジネスパーソンまで、それぞれの目的で受験できます。

基礎や中級に関しては受験資格が設定されておらず、誰でも受験しやすい点が気軽でした。IoTの知識を習得してDX分野で活躍したい方はぜひ受験を検討してみてください。

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