2023.02.20

あらためて確認! IT・ICT・IoTの意味や違い

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近年、「IT」に代わって「ICT」という用語を目にすることが多くなりました。加えて「IoT」も重要な用語のひとつです。ここでは、IT、ICT、IoTの3語をとりあげ、その意味や違いなどについて解説します。今さら聞けない基本の用語について、あらためて確認しておきましょう。

IT・ICT・IoTの意味

IT、ICT、IoTそれぞれの正式名称と訳語は次のとおりです。

  • IT(Information Technology)「情報技術」
  • ICT(Information and Communication Technology)「情報通信技術」
  • IoT(Internet of Things)「モノのインターネット」

では、1語ずつ詳しく見ていきましょう。

ITとは

IT(Information Technology)は、日本語で「情報技術」と訳されるように、情報を扱う技術の総称です。インターネットなどの通信技術や、PCやスマートフォンのような情報機器、OSやアプリケーションなど、幅広い技術を指しています。デジタル化したデータを扱うモノや技術ととらえることもできます。

2000年にIT基本法が制定された頃から広まり、さまざまな分野でIT活用が進むにつれて社会に浸透してきた用語ですが、近年ICTに置き換わりつつあります。

ICTとは

ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」を表します。ITと同様にインターネットなどの通信技術やハードウェア・ソフトウェアなどを指すほか、広くサービスや産業に関しても使われる用語です。Communication「通信、伝達」の語を含むことで示されるように、通信によるコミュニケーションの部分を意識し、人やモノがつながることで可能となる情報の伝達や共有を重要視する言葉でもあります。

ICTはITと同じく「情報技術」についての意味を持ち、ITにおいてもインターネットに接続して情報の伝達や共有を行うこと(Communication)に変わりはないため、ICTとITはほぼ同じように使われることが多くなっています。国際的にはITよりICTの方が一般的で、国内でも中央省庁がITからICTへと呼び方を変えていることもあり、近年、ITに代わりICTが積極的に使われるようになってきました。

ICTとITの違い

ICTとITはほぼ同義ながら、ICTは、通信によるコミュニケーションの部分をより強調した言葉だと言えるでしょう。ITが情報技術そのものを指すことが多いのに対して、ICTは情報の伝達を重視し、技術の活用方法や方法論なども含むことが一般的です。

こうした違いを踏まえてか、中央省庁では、たとえば経済産業省では現在もITを使うことが多く、総務省では情報通信の政策としてICT政策を進め、2013年に「ICT成長戦略」を取りまとめています。

IoTとは

IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」の略称で、さまざまなモノをインターネットに接続してデータをやり取りする仕組みを指します。遠隔地からモノを操作したり、モノの状態を細かく管理したりすることができます。

IoTはすでにさまざまな分野で導入が進み、身近なところでは、照明器具やエアコン、テレビなどの家電がインターネットにつながることで進化しつつあります。スマートフォンを使って外出先から家電のオンオフができたり、スマートスピーカーとの連携で声で操作できたりするなど、従来にない機能で暮らしを便利に変えています。

このほか、店舗やオフィス、医療・介護の現場や工場などでもIoTが活用され始めており、さまざまな分野でのソリューションとなっています。

※店舗でAIカメラを活用した事例については、こちらの記事で解説しております。『AIカメラとは? 最新の活用事例も含めて解説』

※オフィスで活用するスマートオフィスについては、こちらの記事で解説しております。『スマートオフィスで働く環境を最適に』

※介護現場での活用事例については、こちらの記事で解説しております。『介護DXはここまで進んだ! 最新のテクノロジーが介護現場を変える』

まとめ

IT、ICT、IoTの3語は、いずれも情報化社会を生きていく上での基本語彙です。ITとICTは同じように使われることの多い言葉ですが、違いを知ることで理解も深まるのではないでしょうか。似ていて混乱しがちですが、IoTと合わせて意味や違いを整理し、再確認しておきましょう。

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